下痢の治療ガイド

-ビール酵母-

ビール酵母

ビール酵母の効果効能

ビール酵母はビールを醸造する時に使う微生物であり、ビールを醸造した後に取り出したビール酵母には、アミノ酸食物繊維を中心に豊富な栄養素を含んでいます。ビール酵母の豊富な食物繊維に着目して、ヨーグルトとビール酵母を混ぜたビール酵母ダイエット法があります。その他ビール酵母は有効成分のグルタチオン、βーDーグルカン、ビタミンB群ミネラルなどにより血糖値の安定疲労回復便秘の改善など総合的に美容と健康に役立ちます。


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ビール酵母による血糖値の安定

ビール酵母には微量要素ミネラルの、クロムが含まれています。このクロムは「ブドウ糖耐性因子」というタンパク質の構成成分の一部となり、インスリンが血糖値を安定させるのを手助けします。

このようにクロムを含むビール酵母は、糖尿病や低血糖症の改善に有効であり、糖尿病予備軍の方や糖代謝に問題のある方には、予防効果が期待できます。

アメリカでは糖尿病患者の方に対して、ビール酵母の治験が行われ、ビール酵母が糖尿病改善に有効であることが、立証されています。

ビール酵母はこれ以外にも、血糖値を安定させる効果があります。それはクロムと同じようにインスリンの効果をたかめるαーリポ酸の生産を、ビール酵母は促進せれるのです。αーリポ酸は腸内細菌によって作られますが、この時ビール酵母は腸内細菌の手伝いをするのです。

ビール酵母のコレステロール低下作用

ビール酵母にはコレステロールを、低下させる作用があります。アメリカで高コレステロール患者に、ビール酵母を服用させたところ、コレステロールがさがったという報告があります。特にコレステロール値が高ければ高いほど、効果が顕著に現れるそうです。

ビール酵母によるさまざまな効果効能

ビタミンB群はブドウ糖から人のエネルギー源になる、アデノシン三リン酸(ATP)の生産を促進させ、疲労をすばやく回復させます。

食物繊維は腸内の悪玉菌の繁殖を抑え、善玉菌を増やし、腸内環境を整えます。

グルタチオンは肝臓がアルコールによる機能低下を示す、γーGTP(γグルタミルトランスペプチダーゼ)値を下げる作用があります。

この他にビール酵母は、人の発育や成長、そして新陳代謝に対して重要な働きをする甲状腺の機能が低下した人にも有効です。甲状腺の機能が低下して人は、代謝のスピードが遅くなっていますが、ビール酵母に含まれているビタミンB群が代謝を助けるのです。アメリカでは、甲状腺製剤とビール酵母を併用して、治療をしている人もいます。

改善が期待できる症状

メタボリック 肥満 高血圧 便秘 下痢 疲労 糖尿病 脂質異常症

ビール酵母の有効成分

グルタチオン βーDーグルカン クロム


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ビール酵母の飲み方

ビール酵母ダイエットはビタミンAビタミンCビタミンEが不足しがちになりますので注意してください。またビール酵母に核酸が含まれていて、核酸が尿酸の変わると通風が悪化しますので、痛風の方は使用を避けてください。

その他に抗うつ薬のフェネルジン、トラニルシプロミンや抗結核薬のイソニアジドなどのモノアミン酸化酵素(MAO)阻害剤との併用は絶対にしないでさい。


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